排熱利用の可能性とは

排熱利用では、10度以上の排水を熱源として利用することが可能です。

ヒートポンプや熱交換器を用いることで、低温排熱でも効率良く熱源を確保できるわけです。40~100度は高温域となり、主に二つの利用方法が挙げられます。その一つが蒸気熱源としての活用です。特に施設内で排気を利用する場合には、熱をそのままリサイクルすることが出来ます。最も簡易的な方法は熱交換器を用いるもので、タンク内の補給水を加熱します。水質によっては排水処理する必要がありますが、直接補給水に活用することも可能です。

そうなれば熱と水の両方をリサイクルでき、ランニングコストの低減化を図れます。但し繰り返しのリサイクルは水質の低下を招くので、ある程度の制限を設ける必要があります。10~40度の低温域の排熱利用では、ヒートポンプを活用することになります。高温域と同様に補給水との熱交換が可能です。また、水処理を施すことで補給水への直接利用が行えるわけです。

そして排水が補給水よりも温度が低下する場合には、ヒートポンプを活用して加温することになる流れです。30度くらいの水温があれば、効率よくヒートポンプが運転できます。それにより、ボイラーなどよりもランニングコストを抑えられるわけです。さらに排熱を水冷ヒートポンプの熱源にすることで、冷暖房用の冷温水を供給できます。20度以上確保できれば、暖房を主体としながら冷房も同時に行えます。10~20度の排熱利用では、冷暖房の双方に適用できるわけです。

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