マルチサイクロンの特徴

マルチサイクロンは強力な旋回気流で粒子を分離する遠心力集塵機です。その構造は大きな処理ガス量に対して高い集塵率が得られるよう、複数のサイクロンを軸流型に束ねています。そして含塵ガスがガイドベーンを通過する時に加速され、サイクロン内で強力な下降旋回流になります。ダスト(塵)は強い遠心力を受けて外筒に達し、旋回流と共に下降していき、コニカル下部の開口部よりホッパーへと排出されます。

一方の反転旋回流はサイクロン中心部を旋回上昇し、オリフィス排気筒を経て清浄ガスとしてきれいな空気が排出されるというわけです。マルチサイクロンの特徴は高集塵効率であり、集塵効率の高い小型サイクロンを組み込んで12マイクロメーターの粒子を100パーセント捕集することが可能です。またマルチサイクロンは設置面積当たりの処理風量がバグフィルターと比べ大きく、小さなスペースで大風量の集塵が出来ます。さらに堆積しやすい粉塵にはクリーニング装置をつけられ、エアジェットクリーニング装置を内蔵しているので、運転中に自動クリーニングが可能です。

高集塵率が高いので効率維持のために排出装置はシールド性が高いダブルフラップダンパーがおすすめです。ダブルフラップダンパーはエアリークが少なく安全で、高いシール性でサイクロンの集塵率を向上させます。構造もシンプルなので故障も少なく耐久性もあり、掃除や点検などのメンテナンスも容易です。安全対策も万全で、バグフィルターの前段に置き火災対策・高温ガスにも対応しています。

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