遠心力を用いたマルチサイクロンは小さな粉塵も除去

マルチサイクロンは、強力な旋回する気流を用いて粒子を分離する遠心力を使った集塵機のことを言います。主な用途では、各種工場で発生する粉塵・ミスト等を処理することになりますが、発生する粉塵ガスを各サイクロンエレメントに分散導入される構造です。サイクロンエレメントの形状が長年の経験に基づいて、理想的なマルチサイクロン式の粉塵集塵ができるようになっています。上部が円筒形、下部が円錐形の構造で気流は内壁に沿ってらせん状に降下していくことになります。

粒子は遠心力によって内壁に接触し、重力によって下端にあるホッパーに集まる仕組みになっています。遠心分離の浄水の原理を使うことで、メーンフィルターに入る異物の80%を除去することができるのです。装置を単純に大型化するのではなく、小型サイクロンを複数並列したマルチサイクロンで対処しているのです。遠心力が空気の流れから粉塵を分離し内に落とすということになります。

遠心力を大きくすればするほど、粉塵は空気の流れから分離されていくので、大きな粉塵はもちろんミスト状の微細なほこりなども処理することができるのです。食品工場などでは、微細なものでも除去することが重要になるので、マルチサイクロンを利用することで環境整備をしています。上流に設置することでゴミや粉塵を除去するので、メインの濾過装置や熱交換器などへの負荷やメンテナンスの回数を減らすことができるのです。遠心分離を利用した装置であるためフィルターなしでミクロンレベルの除去を可能にしています。

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