厨房排気と悪臭の規制

自宅の近くに飲食店があり、そこからの厨房排気に悩まされている場合はどう対処したら良いのでしょうか。まず、厨房排気などの悪臭については、悪臭防止法で規制されており、規制の流れは市町村による立入検査→悪臭の測定→改善勧告→改善命令→罰則となります。しかし、実際にこの流れに沿って罰則を適用してもらうのはかなりハードルが高いと考えられます。 まず問題となるのは、規制が適用されるには、都道府県から指定を受けている区域である必要があります。

少なくとも、市街化区域でなければ、規制が適用されない可能性が極めて高いと考えられます。次に、悪臭の測定に市町村が対応できない可能性があります。大都市であれば対応が可能かもしれませんが、中小規模の市町村であれば、まず悪臭を測定ができる人材がいません。市町村が、測定を外部に委託することも可能ですが、予算措置の関係ですぐには難しいでしょう。

そして、悪臭を測定したとしても、規制基準値を超えるとは限りません。悪臭は感覚によるところが大きいので、いくら個人にとっては不快な臭いでも、測定結果が基準値を超えない場合もあります。測定結果が基準値を上回れば、改善勧告により改善される可能性がありますが、勧告に従わなかった場合は、さらに改善命令→罰則というプロセスがあり、状況が改善されるためには、非常に長い時間がかかってしまいます。 では、どうしたら良いのか。

私がお勧めするのは、まず一人のお客として、お店に直接相談することです。この時も、けんか腰で苦情を言うよりも、厨房排気により体調が優れないことなどを理由に穏やかに相談しましょう。これで改善してもらえそうになければ、市町村や保健所に相談に行く意思をお店側に伝えてみましょう。お役所に調査されるのはお店側も嫌でしょうから改善してもらえる可能性があります。

それでも対応してもらえない場合は、市町村や保健所に相談に行ってみましょう。

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